沖縄のお盆　Okinawa Obon

ここでは、沖縄おきなわのお盆ぼんについて説明せつめいします。
お盆とは、ご先祖様せんぞさまをお迎むかえして幸せを願うために行います。
沖縄のお盆は、本土ほんどのお盆とは少し変わった特徴とくちょうがあります。

沖縄のお盆はいつ？（2023年）

今年の沖縄のお盆は8月28日～8月30日の三日間です。旧暦行事きゅうれきぎょうじが盛さかんに行おこなわれている沖縄では、旧暦の日にやるのが一般的いっぱんてきです。初日はウンケー、2日目は中日ナカビ、最後の日はウークイといいます。沖縄の人が先祖を迎えて過すごす三日間です。

※チムワサワサ～＝そわそわして落ち着かない様子。

お供そなえ物もの

ウンケー（お迎え）の日には、ウンケージューシー、中身汁なかみじる、果物くだもの、サトウキビなどを仏壇ぶつだんにお供えします。お盆初日しょにちは、沖縄の料理ジューシーを食べて先祖をお迎えします。このジューシーのことをウンケージューシーといいます。

ウークイ（お送おくり）には、重箱じゅうばこをお供えします。重箱には、豚の三枚肉の煮つけや魚の天ぷら、かまぼこや揚げ豆腐、返し昆布や赤かまぼこ、ごぼう、こんにゃくなどが詰つめられます。

沖縄のお盆といったらコレ！

（１）道ジュネー

沖縄のお盆では、三日間各区かくくの青年会せいねんかいが一丸となってエイサーを踊り、先祖をお迎えします。家族や友達と一緒に道じゅーねーを見にいきます。どこの青年会もたくさんの観客かんきゃくがいて賑にぎやかです。

（２）ウチカビ

ウチカビは、あの世のお金で、ウークイ（お送り）の夜に仏壇の前で燃やします。
「ご先祖様が、あの世でお金に困こまらないように」と願いを込めてウチカビを燃もやす風習ふうしゅうがあります。

まとめ

沖縄では、本土とは違った独特な行事がたくさんあり、お盆もその独特な行事の一つです。
沖縄独自の食べものや、伝統芸能でんとうげいのうを取り入れた祝い方をぜひ沖縄で味わってみませんか？

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